四十肩・五十肩

五十肩の痛みで右肩を押さえ、顔をしかめながら腕を上げる女性
  • 肩が痛くて眠れない
  • 着替えの時に痛みがあり腕が上がらない

など、五十肩・四十肩の痛みは日常生活にも支障が出る大変つらい症状です。

この五十肩・四十肩の症状は、肩周囲の筋肉の張りが痛みの原因であれば、その筋肉の張りを緩めることで痛みや可動域の改善が期待できます。

五十肩・四十肩の症状や可動域は、野球の「投球障害による肩の痛み」に共通する部分が多くあります。

当院では、長年の投球障害肩の施術経験を五十肩・四十肩の施術に活かし、五十肩・四十肩の痛みに関連している筋肉をマッサージや鍼で緩め、各症状が最大限改善(痛みの消失・軽減、肩の可動域の改善)できるよう施術しております。

 

以下、五十肩・四十肩の痛みの原因が筋肉の張りの場合の施術方針をご説明いたします。


四十肩・五十肩の症状

五十肩・四十肩は、以下のような症状があります。

五十肩により右肩を横に挙げようとする時に痛みが出ることを示すイラスト

腕を挙げると痛い

 

五十肩により左手を腰の後ろに回そうとした際、肩に痛みが出ることを示すイラスト

後ろに手を回すと痛い(結帯動作:けったいどうさ)

五十肩の痛みで、就寝時に左肩を下にして横向きに寝ることがつらい状況を示すイラスト

肩を下にして寝ると痛い


【動作での痛み】

  • 肩が前に上がらない
  • 肩が横に上がらない
  • 腰に手をあてようとすると痛む
  • 後ろに手が回らない(結帯動作:けったいどうさ、イラスト参照)
  • 後ろの物を取ろうとすると痛みが出る
  • 反対側の肩に手が回らない
  • 不意の動作で激痛が走る

【体勢による痛み】

  • 仰向けに寝ていると痛みが出る
  • 痛い方の肩を下にして横向きで寝れない
  • 痛い方の肩を上にして横向きで寝れない
  • 睡眠時に痛くて(うずいて)眠れない
  • 睡眠中、痛みで目が覚める

【長引く症状】

  • 痛みは消えたものの可動域が戻らない
  • 長い間、痛みが続いていてツラい 

 

など、その他にも症状は様々です。


  • 五十肩や四十肩だけではなく、「首の痛みや慢性的な肩こり」でお悩みの方の施術についてはこちらをご覧ください。
    ⇒首の痛み・肩こり

四十肩・五十肩の原因

五十肩・四十肩は、以下のような原因があります。

五十肩の原因となる断裂した腱板と正常な状態の比較イラスト

五十肩の原因となる腱板断裂の状態

五十肩の原因となる石灰沈着が起きている肩関節のイラスト

五十肩の原因となる腱板付近の石灰沈着のイメージ図

 


【加齢による肩の内部の変化】

  • 腱板(けんばん)の変性・断裂:加齢により肩のインナーマッスル(腱板)が薄くなったり、部分的に断裂したりする。
  • 石灰沈着:肩の周囲の筋肉に石灰(カルシウムの結晶)が沈着し、強い炎症を引き起こす。

【外傷による原因】

  • 転倒などで肩を痛めて(ケガをして)から、そのまま肩の痛みが続いている(肩が挙がらなくなった)
  • 肘や背中など、肩以外を痛めて(ケガをして)から、肩が痛くなった(肩が挙がらなくなった)

【外傷以外の原因(原因不明)】

  • 朝起きたら、突然肩が挙がらなくなっていた 
  • 数日・数週間・数か月前からだんだん肩の痛みが出てきた
  • 数日・数週間・数か月前からだんだん肩の挙がりが悪くなってきた

※その他、特別な理由が思い当たらない「原因不明」の場合も多くあります。

【要注意】五十肩・四十肩につながる首の痛みや肩こり

私の施術経験上、「首の痛み・肩のこり」がひどい方は、気づかないうちに五十肩・四十肩の予備軍になっている可能性があります。

もし、日常的に強いこりを感じていて、さらに以下のような症状が出始めている場合は注意が必要です。

  • 最近、腕の上がりが悪くなってきた
  • 何気ない動作で肩に痛みが出るときがある
  • 痛い方の肩を下にして寝られない
  • 腕を上に挙げているのがつらい

「ただの肩こりだから…」と放置していると、ある日突然、五十肩・四十肩に移行してしまう可能性があります。

早めのケアをおすすめします。

四十肩・五十肩の施術

五十肩・四十肩の痛みが、「筋肉の張り」によるものであれば、原因となる筋肉の張りを細かく探し、丁寧に施術することで症状の改善(痛みや張りの消失・軽減)が期待できます。

当院では、「なぜそこに痛みが出るのか」を考えながら施術いたします。

【筋肉の状態・動作の確認をします】

施術前に以下のことを確認します。

  • 肩を痛めている期間
  • 肩の可動域
  • 痛みの部位
  • 痛みが出る動作
  • 痛みが出る位置・角度
  • 肩周囲の筋肉の張り 

【施術内容】

以下の「原因と考えられる筋肉」を細かく探します。

  • 肩の痛みに関連している筋肉
  • 可動域制限に関連している筋肉
  • 施術経験上のポイントとなる筋肉(詳細は施術時にお伝えします)

 

以下の各症状の改善(痛みや張りの消失・軽減)を目標に、マッサージや鍼で丁寧に施術いたします。

【動きの制限】

  • 肩が前に上がらない
  • 肩が横に上がらない
  • 後ろに手が回らない
  • 後ろのものを取ろうとすると痛みが出る
  • 反対側の肩に手が回らない

 

【日常の痛み】

  • 仰向けに寝ていると痛みが出る
  • ふとした動作での激痛

 

【夜間の症状】

  • 痛い方の肩を下にして寝られない
  • 睡眠時にうずいて(痛くて)眠れない
  • 睡眠中、痛みで目が覚める

 

【長期の症状】

  • 長期間、痛みが続いている
  • 長い間、肩が挙がらない状態が続いている
  • 痛みは消失したが可動域が戻らない

 

【病院(整形外科)に通われている方へ】

当院では、以下のようなご状況の方にも対応しております。

  • 病院には行かずにマッサージや鍼で治したいとお考えの方
  • 医師から「数か月の経過観察(保存療法)」と診察を受け、病院のリハビリと並行してマッサージや鍼で治したいとお考えの方
  • 注射を打っても痛みが改善しない方
  • 医師に手術をすすめられているが、手術をせずにマッサージや鍼で治したいとお考えの方
  • 手術後、痛みは無くなったものの、可動域の改善(腕が上がらない・腕が後ろに回らないなど)がおもわしくない方
  • 手術後、痛みも可動域もおもわしくない方 

上記のような方々も、肩の関節周囲の筋肉を丁寧にゆるめることで、痛みや可動域が改善する可能性が十分にございます。

ぜひ一度当院にご相談ください。

【五十肩・四十肩でお困りの方のゴール地点】

五十肩・四十肩の症状は、以下のように患者様個々で最終目標(ゴール地点)が異なる難しい症例です。

しかし、当院では、以下のような各症状が最大限改善できるよう施術いたします。

  • 可動域に左右差があるが痛みが消えればそれでいい
  • 多少痛みがあり可動域も制限があるが、睡眠時の痛みやうずきが無くなればいい
  • 痛みを消失させ、肩の可動域もできるだけ左右の差を無くしたい 

【整形外科への受診をおすすめするケース】

肩の内部(関節唇・靭帯・腱板など)に大きな損傷が起きている場合は、医療機関での「注射」や「手術」が必要なケースもあります。

特に、「痛みが長期間続いている方」「症状に対して強い不安のある方」で、「痛みの消失」や「正常な可動域」を最終目標とされる場合は、まずは「整形外科(可能であれば専門医)」を受診し、医師の診断を受けてからのご来院をおすすめしております。

四十肩・五十肩に関するよくある質問

Q、五十肩と四十肩の違いはなんですか?

A、医学的には、五十肩も四十肩も症状に違いはなく、発症する年齢によって呼び方が変わるだけです。

元々は、「五十肩」と言われていましたが、40代でも発症する方が多く、「四十肩」と言われるようになったようです。

※30代や20代の方も時々、同様の症状が出る場合があります。


Q、五十肩や四十肩を治すには、どうしたらいいですか?

A、当院では、症状(痛み)に応じて対応が変わります。

 

【症状(痛み)が強い場合】

  1. 症状が強い場合は、痛みの原因が「肩の関節の内部(腱板損傷:けんばんそんしょう、や、石灰化:せっかいか)」の可能性があるため、当院での施術の前に、医療機関にてMRIやエコー(超音波)での「肩の内部の状態」の検査をおすすめしています。
  2. 痛みの原因が肩の内部の問題であれば、それを認識しながら、痛みに関連している筋肉を鍼やマッサージで緩めて、最大限痛みや可動域が改善するように施術し経過を見ます。
  3. 夜間や急性期の強い痛みで睡眠に影響が出る場合などは、医療機関に行くまでに薬剤師の方にご相談の上で「市販の痛み止め」の服用を促す場合があります。(痛み止めの服用が問題ない方に限ります)

 

【症状(痛み)が弱い場合】

  1. まず、当院で鍼やマッサージで肩の痛みに関連する筋肉を緩め、痛みや可動域改善の経過を見ます。(症状が軽い方でも、当院の施術前に医療機関を受診していただいても結構です)
  2. 数回の施術で、痛みや可動域の改善が見られない場合は、医療機関での検査を促しております。

※基本的には「痛みの原因を明確にすることが早期改善への第一歩」です。今後の方向性にお悩みの方は、まずは当院にご相談ください。


Q、五十肩や四十肩に対して、自分でできるセルフケアはありますか?

A、当院でおすすめするセルフケアは、「痛みの出ない範囲での日常生活動作」が、セルフケアの基本であり、肩の痛みを改善させるための「リハビリ」と考えております。

理由は「トレーニングやストレッチを頑張って取り組んでください」とお伝えすると、それを頑張ることで「悪化」してしまう可能性があるからです。

ですので、

  • 痛みのある方の肩に荷物をかけない
  • ふいに、後ろの物を取ろうとしない
  • 服を着るときも痛みが出ないように慎重に服を着る
  • 痛みのある方の肩を下にして寝ない

など「日常生活での普通の動作」で、肩の痛みを「再発」させないように注意し、痛みのない範囲で肩を動かすことが「セルフケア」と考えます。


  • その他、お困りの症状がございましたら、最大限痛みの消失や軽減、動作が改善できるように施術いたしますので、是非、ご相談・ご来院いただければと思います。

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