バレエダンサーの方々は「つま先立ち」「ジャンプ」「着地」など、アキレス腱に大きな負荷がかかる動作を繰り返すため、アキレス腱を痛める方が少なくありません。
今までに、
の方々を施術してきた経験をもとに、以下、バレエによるアキレス腱の痛みに対して、当院の治療方針をご説明させていただきます。
バレエによるアキレス腱の痛みの部位
バレエによるアキレス腱の痛みの症状は、
など、アキレス腱の痛みの症状は様々です。
バレエによるアキレス腱の痛みの原因としては、
など、様々な原因が考えられますが、基本的にはアキレス腱やふくらはぎの筋肉の「オーバーユース」だと考えています。
バレエによるアキレス腱の痛みの治療としては、
を確認し、
をマッサージや鍼でゆるめ、
の消失・軽減を目標に治療していきます。
なお、治療の際、アキレス腱の状態改善に向けて必要なこととして、
などのお話をさせていただきます。
アキレス腱の痛みは、
という「初期症状」の段階で早めに治療を開始することで、
を抑えることができると考えておりますので、上記のような初期症状を感じられた方はできるだけ早めに治療されることをおすすめします。
※アキレス腱の痛みが強い場合、本来ならば患部の炎症や損傷が改善され不安なくジャンプや着地ができる状態になるまで「一定期間バレエを休まれる必要性がある」と考えておりますが、
などの場合は、アキレス腱の痛みに対して治療が追いつかない状態になる可能性があり、
といった状態になる可能性があることをあらかじめご理解ください。
その他にも、
という状態の方は、アキレス腱の損傷や炎症の程度が強く「重篤な状態」の可能性がありますので、医療機関にてアキレス腱の検査をしていただき、医師の判断を仰ぐことをおすすめします。(重篤な状態のままパフォーマンスを続けると最悪の場合は「断裂」の危険性もありますので…)