ゴルフ肘(ゴルフエルボー)は、基本的に「肘の内側(内側上顆:ないそくじょうか)付近の痛み」といわれていますが、時々、肘の外側(外側上顆:がいそくじょうか)付近に痛みを訴える方もいますので、こちらでは肘の「内側」「外側」を問わず「ゴルフによる肘の痛み」としての治療方針をご説明いたします。
ゴルフ肘の痛みの部位
ゴルフによる肘の痛みの症状としては、
など、スイングの動作局面(phase)によって症状は様々です。
ゴルフ肘の痛み(ゴルフエルボー)の原因としては、やはり「前腕の筋肉のオーバーユース(使いすぎ)」が主な原因と考えられますが、その「オーバーユースの原因」となるのが、
など、様々な原因が考えられます。
ゴルフ肘(ゴルフエルボー)の治療としては、
を確認し、
をしっかりとゆるめ、
が最大限改善(痛みの消失・軽減)を目標に治療していきます。
なお、治療後「インパクトの時の痛み」の確認(再現)ができないため、後日ボールを打った時の状態を、次の治療時にお教えいただければと思います。
また、治療時に、
などのお話もさせていただきます。
なお、ゴルフエルボー(肘の痛み)が長期間続いている方は、肘の骨と筋肉が付着している部分(外側上顆:がいそくじょうか、または、内側上顆:ないそくじょうか)に、
などの状態が起きている可能性がありますので、あらかじめ医療機関を受診していただき、肘の状態(炎症や肘の骨の形状)をご確認いただくことで、より明確な治療の方向性をお伝えできるかと思います。
※バンカーでのエクスプロ―ジョンショットやターフを大きく取る「打ち込むスイング」で痛みが出る方は、インパクトの「衝撃」が痛みの原因の可能性がありますので、痛みが消失するまでは強い衝撃がかかる「打ち込む」ショットは控えていただくことが望ましいです。
など、ゴルフによる肘の痛みでお困りの方は、是非当院にご相談またはご来院いただければと思います。
その他「ゴルフによるお困りの症状」に対し、精一杯治療させていただきます。